IT日語L1課文

 

第1課 ビジネス 基礎 (きそ)知識 (ちしき)

 

ここでは、一般的な 商品 (しょうひん) 売買 (ばいばい)の流れ でビジネスを 紹介 (しょうかい)します。一般的 な商品の売買の流れには 事前 (じぜん)調査 (ちょうさ) 前期 (ぜんき)交渉 (こうしょう) 契約 (けいやく)締結 (ていけつ) 契約 (けいやく)履行 (りこう)の四つの段階 があります。

 

1.事前調査

取引の前に、マーケティング 調査 (ちょうさ) 市場 (しじょう) 選びます。そして、 信用 (しんよう)調査 (ちょうさ) で取引先を (き)めます。

 

2.前期交渉

前期の交渉には引き合い、オファー、カウンター・オファー、 承諾 (しょうだく)の四つの 部分 (ぶぶん)があります。

    引き合い:相手先に商品の取引 條件 (じょうけん)を問い合わせて、取引 する意思を 表示 (ひょうじ)します。これ が引き合いです。この引き合いには、法的拘束力がありません。

    オファー:相手先に取引の意向がある 場合 (ばあい) 數量 (すうりょう)、値段、納期 (など)の取引條件 の申し込みをオファーといいます。ここで、オファーをする方が申込者で、引き合いをする方が (ひ)申込者です。 申込者がオファーの 有効 (ゆうこう)期間內 (きかんない)にこの申し込みを 承諾すると、売買契約 成立 (せいりつ) します。この 売買契約は法的拘束力があります。

    カウンター・オファー(逆申し込み):被申込者が取引條件を修正したいとき、逆申し込みをします。申込者が逆申し込みを受け入れると、売買契約が成立します。これで、逆申し込みが法的拘束力を持ちます。そして、前の申し込みは法的拘束力を失います。

    承諾:被申込者 がオファーの有効期間內に、申し込みの取引條件を受け入れ、申込者と取引をする意思を表示します。これが承諾です。

 

この四つの部分で、オファーと承諾は必ず行います。それから、 利益 (りえき) 獲得が商業活動の出発點です。雙方の利益になる點を探すことが重要ですから、オファーとカウンター・オファーは普通何回も繰り返します。

 

3.契約締結

交渉段階では取引條件を決めます。この段階では 契約書 (けいやくしょ) を作ります。契約書には 雙方 (そうほう) 権利 (けんり) 義務 (ぎむ) (か) きます。契約書に雙方が署名してから、契約は法的拘束力を (も) ちます

契約には、 基本 (きほん)契約と 個別 (こべつ)契約 があります。基本契約では知的所有権、 賠償 (ばいしょう)等の基本的な條件を決めます。 この條件は 関係 (かんけい) がある個別契約書でも 有効 (ゆうこう) です。個別契約では 品名 (ひんめい)、數量、値段、納期等の 具體的 (ぐたいてき)な取引條件を決めます。

契約の 形式 (けいしき)はいろいろ あります。基本契約は基本契約書や 協議書 (きょうぎしょ)の形式があります。個別契約の 構成 (こうせい)形式はいくつかありますが、主な形式は 下記 (かき) (に)種類 (しゅるい)です。

①註文書と請け書で 成立 (せいりつ)します。

②個別契約書の形式で成立します。

個別契約だけを締結することもありますが この場合、個別契約に基本的な取引條件をつけます。

 

4.契約履行

契約を締結した (のち) 雙方は契約の義務を履行します。売り手の基本的な義務は商品の納入、証票の用意と送付、商品 所有権 (しょゆうけん)の引渡しです。 そして、買い手の基本的な義務は商品の受け取りと支払いです。

IT企業 (きぎょう)の主な 業務 (ぎょうむ)は、ソフトウェアの 開発 (かいはつ) やサービスを 提供 (ていきょう) することです。納品には、下記の三つの 注意點 (ちゅういてん)があります。

    納品 (ぶつ) 品質 (ひんしつ) (ほ) (しょう) します。相手先の 要求 (ようきゅう) (あ) わせて、開発やサービスを提供しなければなりません。

    納品物の數量を 確保 (かくほ) します。數量は、基本的で 重要 (じゅうよう)な取引條件の一つです。

    契約の納期を厳守します。

品質、數量と納期の厳守は取引 活動 (かつどう) 基本 (きほん) です。 會社 (かいしゃ) 信用 (しんよう)にも 影響します。これらは基本的な取引條件で、契約に 規定 (きてい)がありますから、 (かなら) (すべ) てを保証しなければなりません。

 

商品の運送

一般的な商品の納入には、運送が 必要 (ひつよう) です。運送 方法 (ほうほう)には 鉄道 (てつどう) (ふね) 、航空機等があります。運送方法 を選んで、運送契約を締結します。それから、輸出検査、 包裝 (ほうそう) 保険 (ほけん) 加入 (かにゅう) 必要です。

 

代金の決済

商品の受け取りと支払いは買い手の義務ですが、検査と支払いの 催促 (さいそく) は売り手の権利です。納品してから、 通関 (つうかん) や保険の 証券 (しょうけん)を相手先に 送って、代金の決済を求めます。

代金の決済方法には、前払い、延べ払い、分割払いがありますが、これは 交渉 (こうしょう)段階 (だんかい) で決めます。そして、代金を 現金 (げんきん)、クレジットカード、電信送金、信用狀等の形式 で決済します。一般的な商品では、信用狀を 使 (つか)うことが (おお)いです が、 IT 企業は電信送金をよく使います。

IT 企業では、相手先の要求で、納品書と検査依頼書を 発行 (はっこう)する ことがあります。相手先が納品物を受け入れてから、契約の 金額 (きんがく) を請求します。

ビジネスの (かく)分野で相違點もありますが、 以上 (いじょう) 一般的な流れです。

 

 

問題:

1.       一般的な商品の売買の流れは、どんな段階に分かれますか。

2.       基本契約と個別契約はどういう區別がありますか。

3.       代金の決済方法には、どんな種類がありますか。

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